
ビタミンの中でも最も知られている“ビタミンC”。これが凄すぎるんです…
今回はビタミンCの驚くべき効果について、徹底解説します。トレーニーだけではなく、健康的な生活をしたい人や、老若男女みんなに知って欲しい内容です。
ビタミンCとは

ビタミンCとは、「アスコルビン酸」というのが本当の名前です。
スコルビというのは、出血性の障害が体内の各器官で生じる壊血病という意味で、これを防いでくれる酸というのが名前の由来です。
柑橘類、野菜類、などに多く含まれます。水溶性(水に溶ける)のビタミンで多く摂取しても尿として排出されるので、副作用の心配がなく、誰でも安心して摂取することができます。
ビタミンCが不足すると爪や肌が荒れたり、歯茎から出血しやすくなります。また、体調を崩したり怪我や疲労がなかなか改善されなくなってしまいます。
ビタミンCの効果

ビタミンCの主な効果は以下の通りです。
- トレーニング効果の向上
- 免疫力の向上
- 美肌効果
- 抗ストレス作用
- アレルギーの抑制
トレーニング効果の向上

ビタミンCには、テストステロンを増加させる効果があります。テストステロンとは、男性ホルモンのことで、筋肉の合成や体脂肪を減らす効果があります。
また、ハードなトレーニングによる疲労を軽減したり、テストステロンの低下を防いでくれます。
さらに、“コルチゾル”というストレスホルモンの分泌を抑制してくれます。
コルチゾルには筋肉を分解したり、免疫力を下げる効果があるので、この分泌を抑えてくれるのは筋肉や健康には嬉しいことです。
免疫力の向上

「風邪をひいたらビタミンCが効く」なんて聞いたことがありますか?これは紛れも無い事実です。
本当に風邪を治してくれます。ではなぜこのような効果があるのでしょうか?
私たちの体にウイルスや菌が入ってくると、好中球やマクロファージ、NK細胞がこれらと闘います。
ビタミンCはマクロファージやNK細胞を増やしてくれるインターフェロンを促進する作用があります。
結果として、ウイルスや菌と闘ってくれる兵隊を増やすことができるので風邪が治るのです。
美肌効果

ビタミンCの美肌効果はよく知られていますよね。なぜかというと、“メラニン”の生成を抑えてくれるからです。
肌のことは女性だけでなく、男性も気をつけるべきです。肌が汚いと不潔感や貧乏感が出てしまう可能性がありますよ。
抗ストレス作用

私たちの体には副腎という内臓があり、ここではホルモンの合成をしています。
ビタミンCはホルモンを作るのに必要で、ビタミンCが不足するとストレスに対抗するホルモンを作れなくなります。
ストレスに対抗できなくなると、「副腎疲労」というのが起こり、鬱っぽくなったり、だるい、物忘れなどの症状が体に現れます。
アレルギーの抑制

ビタミンCには抗ヒスタミン作用があります。花粉症で目が痒かったり、アトピーで痒いのも“ヒスタミン”というものが分泌されるからというのが原因ひとつです。
ここで難点があって、抗ヒスタミン効果を得るにはビタミンCを大量摂取する必要があるのです。
ですが、ビタミンCは水溶性で尿として排出されるので、副作用はありません。
摂取方法・推奨量

ビタミンCは水溶性ですので、こまめに食事と摂るのがいいでしょう。効果を得るためには少なくとも、1日に3gは摂取してほしいです。
また風邪を引いていたり、疲労感がなかなか抜けないときは10gほど摂取しても全く問題は無いです。
アレルギー治療でビタミンCを使用する場合は最低ラインとして10gほど摂取すると効果は出る可能性が高いです。
実際にアレルギーを克服したというケースもありますので、皆さんもやってみて効果があれば、「医者いらず」というのは現実的では無いでしょうか。
まとめ

今回はビタミンCの効果についてまとめました。ビタミンCの摂取で医者いらずというのは、かなり現実的な話ですよ。
これが広がらない背景には、お金の問題が絡んでいると言われています。
お医者さんは病気のない社会になってしまうと生活できません。製薬会社は薬が売れないと倒産してしまいます。
ビタミンCはかなり安いサプリメントです。これで病気を防がれてしまったら商売上がったりですよね。
最後に皆さんに言いたいのは、ビタミンCはすごい。必ず結果は出ますよ。最後まで読んでいただきありがとうございます。