水は私たちの生命を維持するために大切なものです。エネルギーを生み出すことはできませんが、第6の栄養素と言われるほど重要です。今回は水に関する基礎知識を紹介します。

水(H2O)

 水(H2O)水素酸素で構成されており、6番目の栄養素とも言われています。

人の体重の60%を占めているほど、体の構成には欠かせないものです。

体のいたるところに存在し、体の水分量は一定に保たれています。

水がなければ、人はもちろん生物は生きていくことすらできません。

年齢による体液の割合

 年齢によって体の水の量(体液)は変化します。

  • 新生児……80%
  • 乳児………65%
  • 成人………60%
  • 高齢者……50〜55%

赤ちゃんの肌がもちもちなのは水分の量が多いからです。人間は歳を重ねるごとに水分量は減少していきます。

水の主な働き

 血液、皮膚、骨など、体のいたるところに存在する水の働きを紹介します。

水の働きは大きく3つあります。

  1. 運搬
  2. 体温調節
  3. 体内の環境を保つ

運搬

 水は体内で栄養素や酸素を巡らせる働きをしています。

それだけでなく、老廃物の排出を促し、体内を常に新しいものへ作り変える代謝をサポートしています。

水にデトックス効果がある」と言われるのはこういった働きがあるからです。

体温調整

 水は汗をかいて体温を調節する働きがあります。

熱中症は汗が出てこなくなり、熱が体内にこもってしまうことによって重症化します。

暑い日や運動をするときは、体温調整を正常に行うためにも水分補給は大切です。

体内の環境を保つ

 栄養や酸素、老廃物の運搬をし、新陳代謝をできる環境を整えます。

体内に十分な水が存在していると新陳代謝を活発にすることができます。

また、ダイエットをするときは代謝をよくしたいので、多めに水を摂取するといいでしょう。

水分の減少に伴う体の変化

 人間の体は水分が失われるごとに、異変が起こります。脱水は危険です。

  • 3%減………喉が乾く・唇が乾燥する
  • 4%減………体温の上昇・皮膚の紅潮・尿量が減り、尿が濃くなる
  • 5%減………頭痛・体が火照る
  • 6〜7%減…めまい・チアノーゼ・激しく喉が渇く
  • 8〜10%減…痙攣
  • 11〜14%減…皮膚が乾燥・飲み込みが悪くなる
  • 15〜19%減…排尿痛・目が霞む・難聴
  • 20%以上減…尿が出なくなる・死亡

電解質

 体内の水分は真水ではありません電解質と非電解質が含まれています。

体液には、5種類の金属イオン(カリウムイオン・ナトリウムイオン・塩素イオン・カルシウムイオン・マグネシウムイオン)が含まれます。

そのほかは、炭酸水素イオン・リン酸イオン・硫酸イオン・有機酸イオン・タンパク質イオンが含まれます。

そして非電解質では、グルコース・尿素・クレアチニン・脂質などが含まれます。

イオン飲料水が体に吸収されやすいのは、電解質や非電解質を含み、体液に成分が似ているからです。

どれぐらいの水が必要?

 成人であれば、1日に約2〜2.5ℓの水分が1日で体から出ていきます。

つまり体の水分量を一定に保つためには、1日に出ていく量と同じ約2〜2.5ℓの水が必要です。

出ていく水

  • 尿 ………約1.5ℓ
  • 大便………約0.1ℓ
  • 不感蒸泄…約0.9ℓ

摂取する水

  • 食べ物の水分…………………約1.0ℓ
  • 飲みものの水分………………約1.2ℓ
  • 代謝水(体で作られる水)…約0.3ℓ

まとめ

 今回は第6の栄養素と言われる水について解説しました。

水は体の構成の大部分に関わっているので、さらに学んでみる価値はあります。

興味がある方は是非とも書籍を漁ってみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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