
スーパーやコンビニで低GI食品と書いてあるのを見たことがありますか?そもそも低GI食品とはなんなのでしょうか?今回は筋トレ、ダイエットだけでなくあなたの健康に関わる内容です。是非とも最後まで読んでください。
低GI食品とは

低GI食品とはGI値が低い食品のことです。そもそもGI値とはGlysemic Index(グリセミック・インデックス)を省略したもので、血糖値の上昇を示す指標です。
つまり低GI食品というのは、血糖値の上昇が低い、穏やかな食品のことです。
主に炭水化物のうちの糖質を含む食品に用いられる指標で、基本的に白いものは高GI食品、色のついたものが低GI食品と言われることが多いです。
低GI食品のメリット
低GI食品のメリットは主に2つあります。
- 太りにくい
- 生活習慣病の予防
⒈太りにくい

低GI食品の最大のメリットといっても過言ではないのが、太りにくいというところです。高GI食品を食べると、血糖値が急激に上昇します。
すると、インスリンというホルモンが大量に分泌されます。インスリンには脂肪を合成する作用があるので、体脂肪が増えてしまいます。
しかし、低GI食品ですと血糖値が上がりにくいので、その分インスリンの分泌を抑えることができます。したがって、体脂肪になりにくく、太りにくいです。
なので、ダイエットでも使えますし、脂肪をあまりつけずに筋肉を成長させることができます。
⒉生活習慣病の予防

上記で低GI食品は太りにくいと述べましたが、太らないことは生活習慣病の予防につながります。
太ってしまうと運動するのが億劫になってしまい、さらに太ってしまうので、どんどん不健康になってしまいます。すると生活習慣病になるリスクが高まるので、まずは太らないことが大切です。
また、低GI食品は血糖値が上昇しにくいので糖尿病の予防にも最適です。いつまでも好きなものを食べることのできる人生は素敵ですよね。
糖質と向き合え

最近は“糖質制限ダイエット”が流行っていますが、これはとても危険な風潮です。糖というのは確かに太る原因にもなりますが、それ以前に体を動かすエネルギーです。
いわば車のガソリンのようなものです。車はガソリンなしでは走れません。
過度な糖質制限ダイエットでは、エネルギーがないので体を壊しかねません。糖質制限ダイエットの知識がないのに手を出してしまうと痛い目にあいますよ。
では、どうすればいのか。それは太りにくい低GI食品を食べ、エネルギーにすればいいのです。低糖質または中糖質のダイエットがオススメです。
糖から逃げることはできません。「糖質と向き合え」ということです。
オススメの低GI食品

オススメの低GI食品をいくつか挙げます。
- そば(十割蕎麦がオススメ)
- 玄米
- 全粒粉食品
- さつまいも
- オートミール
- スーパー大麦
他にもありますが、食べやすくて簡単に入手できるものを選びました。簡単にGI値を調べられるサイトがあるので掲載しておきますね。
シドニー大学のサイトなので英語ですが、使い方は簡単なので、調べる時に使ってみてください。
まとめ

今回は低GI食品について解説しました。筋トレ、ダイエット、健康など幅広く使える知識なので是非とも活用してください。
低GI食品を使って糖質とうまく向き合っていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。