筋トレに最適な食べ物といったら何だと思いますか?「ささみ」と答えた方、残念ながら違います。ささみを食べている上級トレーニーはほとんどいません。では、何を食べているのかというと、「鶏の胸肉」です。今回は、なぜ鶏の胸肉が選ばれるのかを解説します。

鶏の胸肉の栄養価

 まずは鶏の胸肉のカロリーと三大栄養素からみてみましょう。

鶏の胸肉(皮あり)

  • 100gあたり:191kcal
  • タンパク質:19.5g
  • 脂質:11.6g
  • 炭水化物:0g

鶏の胸肉(皮なし

  • 100gあたり:108kcal
  • タンパク質:22.3g
  • 脂質:1.5g
  • 炭水化物:0g

実は、鶏の胸肉の栄養価は皮の有無によって大きく異なります。皮は脂質を多く含んでいるので、皮を取るだけで約100kcalもヘルシーにすることができます。

タンパク質の含有量は、食べ物の中ではトップクラス。また、脂質の低さもトップクラスです。つまりめちゃめちゃ優秀ということです。

 その他の栄養素としては、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンKなどのビタミン類が多く含まれています。

鶏胸肉が選ばれる理由

 鶏の胸肉が選ばれる理由は大きく3つあります。

  1. 安い!
  2. 低カロリー
  3. タンパク質以外の栄養も豊富

⒈安い!

 鶏の胸肉を購入したことがある人はわかると思いますが、超激安です。

場所によって価格は変わりますが、100gで40〜50円前後で購入できます。これに対しささみは100gで70円以上はします。

鶏の胸肉は100gでタンパク質が20gほど摂取できるので、一般の方の一食分としては、十分な量です。

毎日食事からタンパク質を摂取するためには、値段が高いとかなりきついですよね。

特に学生はお金がないと思うので、業務スーパーやコストコに行ってキロ単位で購入し、冷凍保存するのがいいでしょう。

また、アマゾンなどの通販だと運搬の手間がなくてとても楽です。

⒉低カロリー

 鶏の胸肉の栄養価でも紹介したように、鶏の胸肉は低カロリーです。ただし、皮を剥がして食べた場合です。必ず皮を剥がして調理してください。

皮はどうするのかというと、捨てるともったいないので、誰かにあげてお酒のおつまみにでもしてもらいましょう。この記事を書いているTaylor-Dは、皮をカリカリに焼いて祖父にプレセントしていました。

命をいただいているので、可食部は全て捨てないようにしましょう!

⒊タンパク質以外の栄養も豊富

 これも鶏胸肉の栄養価で紹介しましたが、鶏の胸肉にはビタミン類が豊富に含まれています。これらのビタミンにはタンパク質の吸収を良くする効果があるので、高タンパクな鶏胸肉とは相性がバッチリです。

タンパク質を大量に摂取したとしても吸収できなければ全く意味がありません。タンパク質だけでなく、色々な栄養の吸収を助けるビタミン類は積極的に摂取したいです。

オススメの調理法

 鶏の胸肉は調理をしてすぐに食べるのであれば柔らかくて美味しいですが、時間が経つと固くなり、あまり美味しくはないです。なので調理法を工夫する必要があります。調理法次第で時間が経っても、美味しく食べられます。

オススメの調理法は以下の3つです。

  1. 低温調理
  2. 塩麹
  3. ミンチ

⒈低温調理

 低温調理とはその名の通り低温での調理です。ナイロンの袋やジップロックなどで密閉し、だいたい40℃〜60℃で湯煎し加熱します。

低温で調理した鶏の胸肉は、しっとりとジューシーに仕上がります。鶏の胸肉とは思えないお肉が完成します。絶品なので一度は食べてみてほしいです。

 しかし、低温調理法は難しいのが欠点です。普通の鍋で温度を測っても一定に保つことは難しいですし、時間がかかります。

なのでやってみたい方は専用の器具を購入するといいでしょう。

⒉塩麹

 塩麹をご存知ですか?塩麹は塩と麹から作られる調味料で、一時期ブームにもなりましたよね。塩麹での調理はとても簡単です。

  • ステップ1:ジップロックやビニール袋に鶏胸肉を入れる
  • ステップ2:塩麹を鶏胸肉の10%程度の分量で入れる(100gだったら10gの塩麹を入れる)
  • ステップ3:しっかりと揉み込む(全体に行き渡ったらOK!)
  • ステップ4半日ほど冷蔵庫で放置

ここまでの工程で肉は柔らかくなり、ちょうどいい具合の塩気が付きます。あとはお好みの味付けで調理するだけ。煮るなり焼くなり好きにしてください。

焼く場合は少し注意が必要です。塩麹は焦げやすいので、少し拭き取ってから、弱火での調理がポイントです。

ミンチ

 どの肉にも言えることですが、ミンチにすると柔らかいです。特に鶏の胸肉はミンチに向いていて、脂が少ないので冷めても白いザラザラ(脂の塊)が出てこないのでオススメです。

つくね、ハンバーグ、ミートソースなど色々作れるのでミンチは便利です。器具があれば自宅でもミンチにできますし、お店でミンチを購入してもいいです。

ただ、お店にあるミンチは皮を取り除いていないものが多いので、注意してください。

鶏胸肉ミンチの調理例として、このようなつくねハンバーグがあります。卵を添えることで、たんぱく質やビタミンをプラスすることできるのでオススメです。

まとめ

 今回は最強の筋トレ食、“鶏の胸肉”について紹介しました。鶏の胸肉は淡白な味で、色々なものに合います。それに、味付けが豊富で飽きがこないので素晴らしい食材です。

鶏の胸肉はパサパサで美味しくないという人は、「自分は料理が下手くそです。」と言っているようなものです。少しの工夫で美味しく仕上げることができるというのが、鶏の胸肉の魅力です。

ぜひ、今日の食事から鶏胸肉を取り入れてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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