あなたはクリルオイルを知っていますか?クリルオイルは次世代のサプリメントと言われるほど注目されています。最近では“クリルオイル配合”などと目にする機会も増えてきました。今回はそんなクリルオイルについて解説します。

クリルオイルとは

 クリルオイルとは、南極海で群れをなして生息する“南極オキアミ”(以下オキアミとする)から抽出精製される健康食油です。強力な抗酸化物質として知られるアスタキサンチンを含んでいるので、濃い赤色をしています。

オキアミとは

 オキアミとは、エビに似た動物プランクトンの一種です。プランクトンですが、体長6cmほどにまで成長します。主に食用や釣り餌、観賞魚の餌などに利用されています。

オキアミは巨大な群れで泳ぎ、驚くことに、その群れの全長は6kmにも及ぶことがあります。1㎥あたり、最大で100万匹が密集することもあります。

メスのオキアミは、1度に6,000〜10,000個の卵を産むことができるため、繁殖数は壮大です。食物連鎖の下層に位置しているので、夏場は個体数が大幅に減少しますが、冬場は藻に隠れて産卵するので、個体数を回復することができます。

また、オキアミは代謝を遅らせることができ、餌がなくても200日ほど生存することができる、恐るべき生命力を持っています。

クリルオイルのここがすごい

 クリルオイルのすごいところはクリーンというところです。食物連鎖の下層に位置しているので、有害物質をはじめとした様々な物質の生物濃縮が進んでいないことや、生息する南極の海は世界有数の汚染のされていないきれいな海域であることからクリーンであると言えます。

生物濃縮とは、極めて低い濃度で溶存している物質が食物連鎖を通し、次第に濃縮されることを言います。公害として有名な水俣病では、水銀が生物濃縮によって、人体に影響を及ぼすほどになってしまったことが原因とされています。

クリルオイルの成分とは

クリルオイルの主な成分は2つあります。

  • アスタキサンチン
  • Ω3不飽和脂肪酸(DHA・EPA)

アスタキサンチン

 アスタキサンチンはエビ、カニ、鮭やいくらに含まれている赤色の色素です。抗酸化作用が極めて高く、抗酸化ビタミンとして知られているビタミンEの約600〜1000倍とも言われています。

Ω3不飽和脂肪酸(DHA・EPA)

 クリルオイルに含まれるΩ3不飽和脂肪酸は、魚油とは全く違います。クリルオイルのΩ3不飽和脂肪酸はリン脂質型結合と言われるものです。

リン脂質型結合は水と親和性があり、水と分離することなく混ざり合います。なので、体内でスムーズに細胞へと行き渡ることができます。

DHA・EPAに関する記事はこちら

クリルオイルの効果とは

クリルオイルには多くの効果を期待できます。通常の魚油に含まれるDHA・EPAの効果(DHA・EPAの効果はこちら)と同じ効果を素早く得られる他に、今回は健康に関するものをいくつか挙げてみたいと思います。

  • 関節炎緩和
  • 皮膚のトラブル改善
  • 認知症対策
  • 糖尿病予防
  • がん発症抑制作用
  • ストレス抑制作用

まとめ

 今回は次世代のサプリメント、クリルオイルについて解説しました。非常にクリーンな栄養で健康への貢献度の高いクリルオイルは、今後の日本で活躍するでしょう。

今はまだあまり知られていないクリルオイルですが、今後は流行すると思うので是非とも試してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

おすすめの記事