ビタミンBやビタミンCはよく聞きますが、ビタミンDは正直にいって影が薄いです。だからこそ、知らぬ間に不足して恐ろしいことになります。今回はビタミンDの効果や不足したらどうなるのかということについて解説します。

ビタミンDとは

 ビタミンDとは、植物に含まれるビタミンD2(エルゴカルシフェロール)と動物に多く含まれるビタミンD3(コレカルシフェロール)の総称です。

脂溶性のビタミンであり、経口摂取だけでなく、日光を浴びることによって体内で作り出すことができます。

ビタミンDを多く含む食品

  • 魚類全般
  • きのこ類
  • きくらげ
  • あん肝
  • レバー
  • 牛乳

ビタミンDの効果

 ビタミンDの主な効果を3つ紹介します。

  1. 太りにくくなる
  2. カルシウムの吸収を高める
  3. 健康増進効果

太りにくくなる

 ビタミンDは“レプチン”という脂肪細胞から分泌されるホルモンの働きを助けます。

脂肪細胞と聞くと太りやすくなるホルモンを出しそうなイメージがありますが、そんなことはありません。

レプチンは満腹中枢を刺激することで、食欲を抑制したり、脂肪細胞の分解を促進して中性脂肪を脂肪酸にしたりする働きがあります。

ビタミンDはこのような働きのあるレプチンを助けるので、食べ過ぎることもなく、体脂肪にもなりにくくなります。

カルシウムの吸収を高める

 ビタミンDはカルシウムの吸収を高めることができます。カルシウムは骨を強くする効果で知られていますが、それだけではありません。

実は、筋肉の収縮にもカルシウムは関わっています。ですので、カルシウムの吸収が高まると筋力をアップさせることができます。

研究で、高齢者にビタミンDを摂取させることで骨折を予防できたという結果が報告されています。

このような結果になったのは、カルシウムの吸収が高まったことで、骨と筋肉が強くなったからです。

健康増進効果

 ビタミンDには免疫力を向上させる効果が期待できます。特に注目すべきは、に対する免疫効果です。

体内のビタミンD濃度が高い人ほど癌に罹りにくく、癌になってしまっても生存期間が長いという報告があります。

つまり継続してビタミンDを摂取し、体内の濃度を高めておくことが、長く生きるための鍵になりそうです。

ビタミンDが不足すると…

ビタミンDが不足するとカルシウムの吸収が遅くなったり、筋力の低下が起こります。それだけでなく、肥満になりやすくなります。

ビタミンDの効果でも紹介したように、太ってしまうのかということはレプチンの働きがポイントです。

特に注意が必要なのは“梅雨”です。なぜなら日照時間が少ないので、日光に当たらなくなってしまいます。

日光に当たらなくなると、体内でのビタミンD の合成が不十分になります。結果としてレプチンの働きが阻害され、肥満になりやすくなります。

肥満になってしまうと…

 肥満になってしまうと、生活習慣病のリスクが上がってしまいます。肥満になってから運動して痩せようと思っても遅いです。

なってからでは、もう体は動かないです。体重が増加している訳ですから、動くのはかなりきついですし、怪我のリスクが高まります。

なので、健康に生き続けたいのであれば、まずは肥満にならないように自己管理することが必要です。

また、ゲームやネットが好きで引きこもってしまう方は1年中、肥満に注意が必要です。

日サロでも日光と同じ効果?

 日光を浴びれば、ビタミンDを合成することができます。では、日サロに行くというのはどうでしょうか。

体内でビタミンDを合成するためには、UV-B(ドルノ線)を浴びる必要があります。

しかし、UV-Bは日焼けの時に肌を赤くヒリヒリさせたり、皮がむけてしまう原因となります。

なので日サロのマシンではUV-Bを極力カットしており、代わりにUV-Aが多くなっています。

そういった理由で、日サロは日光と同じ効果を期待できません。日光を浴びましょう。

摂取量

 ビタミンDは“IU”という単位で表されることが多いです。1μgは40IUです。

様々な研究を総括して考えると、1日に1,000IU〜2,000IUの摂取によって効果が得られそうです。

厚生労働省による1日の上限摂取量(副作用がなく安全に摂取できる目安)は50μg(2,000IU)です。

しかし、アメリカの上限摂取量は4,000IUと日本の2倍です。ということは、1日に2,000IU摂取したところで全く問題はありません。

ちなみに、アメリカのサプリメントでは、1カプセルあたりに5,000IUや10,0000IU含まれているなんてこともあります。

不足してしまうよりは、1日の最低でも2,000IUは摂取するといいでしょう。

まとめ

 今回はビタミンDの効果、そして不足するとどうなるのか、ということについて解説しました。

室内にいることが多い方や、日光が出ていない時期は特にビタミンD不足に注意が必要です。サプリメントで簡単に摂取しましょう。

また“肝油ドロップ”を使えばビタミンAとビタミンDを同時に摂取することができるのでオススメです。

肝油とはタラやエイ、サメの肝臓の油のことです。なんだか不味そうですよね。

しかし、現在では実際に肝油を使用せず、同じような効果のある原料を使っているので美味しいですよ。

ぜひ、購入してみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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